一番つらい仕事 / Det hårdeste arbejde
WWOOFとして旅をしていた先月の話だ。
ぼくら姉弟はオルボーというデンマーク北部の町近くでWWOOFを始めた。
その家では「セルフ・サフィシエンシー・ライフ」を掲げていて、できる限り自分たちで生活をまかなおう、という生き方をしている人たちだった。
自分たちで野菜を育て、動物を飼い 、食料を調達する。
飼っている牛のミルクでバターを作り、搾乳したミルクを飲む。
その家は少し変わっていて、生活サイクルもまた人と違った。
朝はゆっくり起きて朝食はだいたい9:30、昼食は16:00、夕飯は21:30といった様子だ。
8歳と6歳の子どもたちもまたそのように生活し、寝たいときに寝て起きたいときに起きるのだという。
子どもたちは学校へは通っておらず、いわゆるホームスクーリングだ。
デンマークでは、このように親が家で子どもの教育をするというスタイルも認められている。
初日は夜に到着したのでお茶を飲みながら団欒し、次の日から仕事をスタート。
畑の水やりがその日の仕事だ。小さな畑ながら、1日ががりだった。
畑のことはよく知らないが、独特の水やり方法だった。
盛り土になった畳約一畳分くらいの畑が15ほどあり、その畳一畳分くらいの一区画につき15〜20分くらい水をあげ続ける。
それを1日に3巡するのだという。
果てしない作業だ。
ホースから水をあげるのだが、その水の出し方にもこだわりがある。
水を小雨のように出せと言うのだが、ホースにはシャワーノズルが付いていない。
ホースの先に親指を当て、細かい水を出すのだ。
またそれが難しい。
指の微妙な当て加減で色んな方向に水は飛び散るし、指からぼたぼた水が滴って手は冷たい。
ご主人は指示だけしたら去っていった。
はじめはあまり時間を計らずにただゆっくり目に水をやっていたのだが、どうやら進みが早かったらしい。
少ししたらご主人が現れ、「人の話を聞いてたのか?それとも君はぼくより畑に詳しいのか?」と怒られ、はじめからやり直し。
水の出し方も粒が大きくて、これだと植物が死んでしまうとダメ出し。
なぜノズルを使わないのか尋ねると、この方がやりやすいのだと言う。
全くやりやすいとは思わないが、仕方がないので再開。
いざ時間を計りながらやってみると、まあ時間の経つのの遅いこと!
なにせ一区画が畳たった一畳分ほどしかないのに、そこに15分も水をやり続けなけばならないのだ。
しかも一人ぼっちでしゃべる相手もいない。
再度現れたご主人に、退屈そうに水やりをしてるのを見抜かれ、「ただボケっとやるんじゃなく、野菜の一つひとつの様子をしっかり確認しながらやるんだ。」とさらにダメ出し。
様子を見ると言われても、どこをどのように見ればいいか分からない。
結局ただ漫然と時間が過ぎるのを待ちながら作業をこなした。
この作業をひたすら4時間続け、ようやくその日は終了。
終わる頃には手は冷たく皮はしわくちゃ、親指も曲げ続けたことで思うように動かない。
嫌がらせか何かかと疑いたくなるような気分だった。
この仕事がWWOOFER生活の中で一番つらい仕事であった。
Det handler om en af oplevelser som WWOOFER.
Min søster og jeg arbejdede på en gård i nær Aalborg.
På gården bor der en familie med to børn på 8 og 6 år og de prøver at lave "self sufficiency life".
Dvs. de selv passer grønsager, kyllinger, svin og en ko.
De laver også smør fra koen og drikker koens mælk.
De var lidt specielle mennesker.
De vågner op sent og spiser morgenmad kl.9:30, frokost kl.16 og aftensmad kl.21:30.
De underviser selv sine børn og børnene går ikke skole, dvs. børnene går i "home school".
Vi kom sent hjem hos dem, så vi drak bare kaffe og sov snart.
Næste dag var det mit arbejde at give vand til grønsagerne.
Gården var ikke så stor, men man skulle give vand hele dagen.
Det var jo hårdt.
Der var kun mig på gården, så jeg kunne ikke snakke med andre.
Det var så kedeligt.
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